何事にも時があり天の下の出来事にはすべて定められた時がある

コレヘトの言葉3:1

「何事にも時があり 天の下の出来事にはすべて定められた時がある」

 私の父は8年前に亡くなりました。心臓が急に止まったのです。背が高くて、かっこよくて、明るいおじさんでした。教会のすぐそばで化粧品屋さんをやっていました。さっきまでお店で働いていたのに一瞬で亡くなってしまいました。

 父の葬儀から二週間後に、私はこの教会で結婚式をあげました。私の結婚式を一番楽しみにしていたのは父でした。

 日本には『喪中』という考え方があり、親の死から一年間は結婚式のような楽しい行事はしないほうがよいとされています。しかしキリスト教には喪中という考え方がありません。なぜなら生まれることも死ぬことも同じだからです。どちらも神様の御手の中にある、神様の大切なご計画です。明るいも暗いもなく、一続きのことなのです。でも親戚の中には「常識を考えろ!」と言って結婚式に大反対する人もいました。

 結婚式を挙げてくださった岸牧師が、結婚式でこの箇所を読んでくださいました。何事にも、神様が定めた『時』があると書かれています。私は親戚の反対を押し切ってでも結婚式をして本当によかったと思いました。

 父に代わって、母親や新しくできる家族を守りますと神様に約束しました。父が待ちこがれていた結婚をすることができました。私は色々なことを決心して神様に報告しました。今がその『時』だと思いました。

 そして、父も神様のご計画のその『時』に亡くなったのだと確信しました。悲しくて嬉しくて沢山泣きました。神様に守られてゆるされて、神様のご計画の中を一つひとつ乗り越えながら生きているとわかった一日でした。(石室裕一)