エレミヤ書17:9

「心は何にも増して偽り、治ることもない。誰がこれを知りえようか。」

    今日の箇所は、本来的には、9節から13節までが一つの塊で、小見出しは「人間の心を知り尽くす神」となっていますが、今日は9節と10節を紹介します。「心は何にも増して偽り、治ることもない。誰がこれを知りえようか。」人間の罪深さを思わずにはいられません。主を愛し、隣人を愛しなさい、と教えられても、自己中心的に生きてしまいます。

 「主である私が心を探り 思いを調べる。」神様から離れてしまっているのを神様はしっかりと見抜かれているのです。それだけではとどまらず「おのおのが歩んだ道 その業が結んだ実に応じて報いるためである。」と語られています。罪深い人間を、神様は裁かれるはずです。神様に背く行動をするのですから、神様に見捨てられるのは至極当然なことです。

 でも、神様は私たちにひとり子を送ってくださり、イエス様は私たちの罪をすべて肩代わりしてくださいました。みなさんがご家庭で親御さんに怒られた後や、学校で先生に怒られた後は、どうなっているでしょうか。きっと許してもらえていると思います。神様はそれをもっと超えたことをしてくださいました。今、私たちは受難節の時を過ごしています。イエス様が私たちの代わりに裁かれ、そして復活されたことで、私たちは神様とつながることができ、自分自身を省み、また新たに歩むことができるのです。神様とつながることで、神様に安心して私たち自身をゆだねられるのです。その恵みに感謝して、この週も過ごしましょう。 (原 知子)