ルカによる福音書10:27
「心を尽くし、魂を尽くし、力を尽くし、思いを尽くして、あなたの神である主を愛しなさい、また、隣人を自分のように愛しなさい。」
ある律法の専門家がイエス様を試そうとして聞きます。「先生、何をしたら永遠の命を受け継ぐことができますか」。イエス様が、「律法には何と書いてあるか。あなたはそれをどう読むか」と言われると、 彼は答えます。「『心を尽くし、魂を尽くし、力を尽くし、思いを尽くして、あなたの神である主を愛しなさい、また、隣人を自分のように愛しなさい』とあります」。イエス様は「正しい答えだ。それを実行しなさい。そうすれば命が得られる」と応えます。彼はさらに自分が正しいようにみせるために、「では、私の隣人とは誰ですか」と聞きます。イエス様は「ある人がエルサレムからエリコへ下って行く途中、追い剥ぎに襲われた。追い剥ぎたちはその人の服を剥ぎ取り、殴りつけ、瀕死の状態にして逃げ去った。ある祭司がたまたまその道を下って来たが、その人を見ると反対側を通って行った。同じようにレビ人もその場所にやって来たが、その人を見ると反対側を通って行った。ところが、旅をしていたあるサマリア人はその場所に来ると、その人を見て気の毒に思い、近寄って傷にオリーブ油とぶどう酒を注ぎ、包帯をして、自分の家畜に乗せ、宿屋に連れて行って介抱した。そして翌日になると、デナリオン銀貨2枚を取り出し、宿屋の主人に渡して言った。『この人を介抱してください。費用がもっとかかったら、帰りがけに払います』と言った。この3人の中で、誰が追い剥ぎに襲われた人の隣人になったと思うか」。律法の専門家は、「その人に憐みをかけた人です」と言った。イエス様は言った。「行って、あなたも同じようにしなさい」。
私たちも困っている人を見たら、自分にするように憐みの心を持って接していきたいと思います。 (大西 順)