箴言3:5
「心を尽くして主に信頼し 自分の分別には頼るな。」
今日の聖書箇所は、箴言、という旧約聖書の中にある巻になります。初めて聞いたよ、という人もいることでしょう。箴言は聖書のくくりの中でざっくり言うと文学書、とか知恵の書、とか言われていて、ヨブ記、詩編らコヘレトの言葉、雅歌が仲間とされています。神を畏れることは知識の始め、と1章7節にあるのですが、人間の知恵ではたかが知れていて、神様を畏れ、神様の知恵、神様の恵みの技を知って信仰に生きなさい、ということを感じる書物だと私は思っています。
私が選んだ箇所は、何を隠そう、ずっと前にCSで御言葉をテーマに一年間過ごした時に出会ったものです。時間内に覚えてみんなの前で諳んじる必要があり、これを割り当てられた気がします。インパクトがあって、この言葉は心の中に残っているのです。
なぜ、インパクトがあったのか。それは、毎日を過ごす中で思い出す必要がある事柄だと思ったからです。私たちは日曜日、教会に集められて、礼拝して、神様の言葉を聞いて、またそれぞれの生活に戻ります。でも、学校なり、仕事なり、友達との関係なり、家族との関係なり、はたまた自分のことなり、やることも考えることも沢山です。そして、それに伴って自分の感情も少なからず動きます。面倒になったり、自分で何でもできる気がしたり、自分の都合を優先したくなったりします。
そこで、5節後半が響くのです。自分の分別には頼るな、と。私が何もかもできるのではないのです。あくまでも主が私のことを捉えて、大事にして、道を整えてくださるのです。自分で選んだ、自分が決めた、と思うこともあります。でも、それは主が私たちの想像を超えたところで、準備してくださっているものです。だからこそ、まずは心から主をより頼み、御心が叶いますように、と祈るのだと思います。 (原 知子)